刺繍ワッペンブローチB/Cにワッペンを加工するアレンジオプションについて
【刺繍ワッペンブローチ】はワッペンをアレンジ加工して作るオリジナルブローチです。ワッペンをフェルト芯で補強した上で、ブローチピンか安全ピン付きクリップを取り付けて製作します。
mimi刺繍では強度とサイズのバランスから、小さめのワッペンにはブローチピン、大きめのワッペンには安全ピン付きクリップを取り付けて製作します。
目次
- 刺繍ワッペンブローチB《ブローチピン+フェルト芯補強》のアレンジ加工
- 刺繍ワッペンブローチC《安全ピン付きクリップ+フェルト芯補強》のアレンジ加工
- 刺繍ワッペンブローチの活用法のご紹介
- 刺繍ワッペンのアレンジオプション比較表
刺繍ワッペンブローチB《ブローチピン+フェルト芯補強》のアレンジ加工
小さい刺繍ワッペンをブローチピンでワッペンブローチに加工するアレンジ
クオリティを維持するため、補強材も安価なプラスチックは避け、手間は掛かるけれども上品なフェルト芯仕立てとしました。ハンドメイド仕上げなので、上品でマットな印象のワッペンブローチになります。
手作業で背面を丁寧に補強、フェルトの芯とブローチピンを取り付けます
ワッペンの背面に厚手のフェルトを取り付けることでブローチとしてお使いいただける強度を持たせます。写真は横幅5cm、縦の高さ6cmの標準的なワッペンを刺繍ブローチ用に加工したものです。加工が終わりフェルト芯で覆われた裏側です。
仕様変更については、末尾のオプション一覧をご覧ください。
【刺繍ブローチへの加工:+200円】
刺繍ワッペンブローチB《フェルト芯補強+ブローチピン》の大きさ
小さいサイズの刺繍ワッペン(30mm~80㎜まで)に取り付けられます
ブローチピンはサイズが20㎜~30㎜ほど。幅は4㎜しかありません。写真の刺繍ワッペンは比較的、小さいものなので、ブローチピンは20㎜のものを利用しています。
通常のワッペンのままでブローチにしてしまうと、十分な強度が出ません。すぐに折れたり、歪んだりしてしまいます。しかし手作業でフェルトを取り付け、芯を作ってあげることで、ブローチとして長くお使いいただけるようになります。
なお刺繍ワッペンのサイズに応じてブローチピンのサイズは変わります。
photo商品=W50mmxH60mmのワッペン
mimi刺繍の刺繍ブローチは1つ1つ丁寧に手作りしています
背面のフェルトが表から見えないようにハンドメイドで仕上げます。
mimi刺繍の刺繍ブローチは1つ1つ大きさが違います。1つとして同じものはありません。そのため刺繍ブローチに加工する際には、ハンドメイドで1つ1つ、フェルト芯が表側にはみ出さないように丁寧に貼り付けていきます。
上品なフェルト芯の背面仕上げ
あらかじめフェルトに切れ目を入れてブローチピンを挟みこんでから、フェルトをワッペンの背面に接着しています。
きちんとサイズを考えて取り付ければ、表面からは背面のフェルトは見えません。裏から見てもマットで綺麗なワッペンブローチのできあがりです。
アンティーク調の金古美色のブローチピンを使用します
取り付けるブローチピンは、アンティーク調でシックな金古美色のウラピン(ブローチピン)です。
このブローチピン(ウラピン)は、通常の安全ピンと同じようにお使いいただけます。
ブローチピンとシャツの間:裏から見てもマットで綺麗なワッペン
写真を見ると、こんな感じにしっかり装着出来ています。ブローチピンのバネが大きくないので、装着したシャツとの間隔が狭くて良い感じです。
大きなサイズは特別料金もしくは《安全ピン付きクリップ》で刺繍ワッペンブローチCに
規定を超えるサイズのワッペンの場合は、追加料金を頂く場合がございます。
ワッペンのサイズが大きいと規定のウラピンでは十分な強度を持たせることができません。そのため接着による補強では無く、フェルトとブローチピンを直接ワッペンに手作業で縫い付けます。
刺繍ワッペンブローチC《安全ピン付きクリップ》は、より大きなサイズにおすすめです
また大きさが80mmを超えるワッペンは、より強度の高い【安全ピン付きクリップ】でワッペンブローチに加工することをおすすめしています。
安全ピン付きクリップは刺繍ワッペン・刺繍ボタン共通のオプションですが、重さに強く、しっかりした刺繍ブローチとなります。
刺繍ワッペンブローチC《安全ピン付きクリップ+フェルト芯補強》のアレンジ加工
大きな刺繍ワッペンを安全ピン付きクリップでワッペンブローチにアレンジ
サイズによって最適な加工を施します。写真はフェルトで芯を作って補強した上で、ブローチピンではなく、安全ピン付きクリップを接着した刺繍ブローチです。
ハンドメイド仕上げなので、作りも丁寧。クリップはガッチリしていて厚手のバッグやお洋服に挟んでも外れません。
手作業で背面を丁寧に補強、フェルトの芯とブローチピン(安全ピン)を取り付けます
加工の複雑さによって、一部、お値段が変わります。おすすめは手作業でフェルトを取り付けるフェルト芯仕立て。いっそう丈夫で、とても上品な印象になります。
クリップと安全ピンのサイズが大きいため、こちらのご注文は直径40mm以上のサイズのワッペンに限らせて頂きます。
刺繍ワッペンの仕様変更については、末尾のオプション一覧をご覧ください。
【刺繍ワッペンブローチCへの加工:通常+150円】
刺繍ワッペンブローチC 《安全ピン付きクリップ》の大きさ
大きいサイズの刺繍ワッペン(40㎜以上)に取り付けられます
写真は実際にフェルト芯で補強した上で、安全ピン付きクリップを取り付けたサンプルです。布製の刺繍ワッペンもしっかり固定してくれます。
通常のブローチピンよりも遙かに大きな縦幅約23㎜、横幅約15mmのプラスチック製クリップです。安全ピンの横幅は約30㎜。大きいサイズのワッペンでもしっかりとした刺繍ブローチになります。
クリップは厚手の物でも挟めるしっかりしたクリップです。生地も傷めにくい易しい押さえがねです。
安全ピンが付いているので、バッジのような2WAYでもお使いいただけます。
photo商品=くるみボタン38mm
mimi刺繍の刺繍ブローチはフェルト芯も手作りしています
大きなサイズでもフェルトが表から見えないように1つ1つ丁寧に手作業で加工します。
刺繍ワッペンは1つ1つ大きさが違います。そのためフェルト生地で芯を作る際には、1つ1つ、ハンドメイドで仕上げていく作業が必要になります。
大型のサイズでもフェルト芯が表から見えないように丁寧に貼り付けて仕上げます。
背面は上品なフェルト仕上げ
安手のプラスチック芯ではなく、丁寧に薄手のフェルトをワッペンと接着させて加工します。その上へクリップ&安全ピンを強力接着剤で接着させるため強度が出ます。フェルト色は、基本、ブラックとなります。
フェルト芯仕立てで裏から見てもマットで綺麗なワッペンになります
ギリギリまでフェルトを接着しています。フェルトで補強する分、多少、ワッペンにも張りが出ます。写真のようにギリギリまでフェルトを貼っても、丁寧に加工しているので表からは背面のフェルトは見えません。
規定を超えるサイズのワッペンについては追加料金を頂く場合がございます。大きさと複雑さによって加工費に違いが出るので、お気軽にお問い合わせ下さい。
【刺繍ワッペンブローチCへの加工:通常+\150】
安全ピンが付いている2WAYのクリップを使用
しっかりした土台のクリップをバランスを考えて取り付けます
わかりやすいようにJOKERのトランプにくっつけてみました。背面をアイロン加工してあるので、取り付けたばかりなら取り外せます。それでもこのようにしっかり張り付きます。
大きめのトランプの刺繍ワッペンの背面に取り付けてみました。
クリップを取り付ける場所は、ワッペンによって1つ1つ違います。こちらの写真では上、3分の1に取り付けています。mimi刺繍では機械的に判断するのでは無く、バランスを考えながら取り付けています。
実際に刺繍ブローチとしてお使いいただく際に、収まりが良いよう、バランスが悪くならない位置に取り付けます。大きなサイズでは写真のように少し上側に取り付けています。
大型でも生地を傷めないクリップと、薄い生地に取り付けられる安全ピンを使い分けられます
クリップの爪はそこまで食い込みません。生地を傷める心配がない、安心して付けられるクリップです。
生地が薄い場合は挟み込みが弱いことがあります。生地の厚さとバランスを考えて、安全ピンもお使い下さい。
【刺繍ワッペンブローチCへの加工:通常+\150】
刺繍ワッペンブローチの活用法のご紹介<
刺繍ブローチでお洋服をカスタム
シャツにアレンジしてみました
Wガーゼのシャツに・・・
ちょっと斜めに付けました。良い感じです。
帽子に取り付けてみました
帽子にりんごの輪切り(縦切り)ワッペンで作った刺繍ブローチを取り付けてみました。小ぶりですがフレッシュな印象です。
ライオンのワッペンブローチと交換してみました
刺繍ブローチの良いところは、気軽に取り外したり、付け直したりできるところです。
りんごのワッペンはフレッシュな印象なので、春や夏に似合います。でも、秋口からはどうでしょう? 今回はライオンのサーカスワッペンで作ったブローチと交換してみました。火の輪くぐりが印象的です。
身近な小物も刺繍ブローチでオリジナルにカスタマイズ
バッグにワッペンを取り付けてみました。
ちょっと難しかったのですが、厚手のカバンにマリンタイプの刺繍ブローチを取り付けてみました。錨と浮き輪の刺繍ワッペンを元にしています。
スイカのワッペンブローチで変化を
好きな場所に取り付けられるのは、クリップタイプでは無い刺繍ブローチの特権です。
同じ形の色違いのバッグに、今度はスイカのワッペンブローチを取り付けてみました。ブローチを付けるとバッグの印象ががらりと変わります。
シチュエーションによって、季節のデザインを組み合わせたり、ブローチも使い分けるのがおすすめです。
布製のバッグにトランプをぺたぺた
最後はトランプのジョーカーとキングをステンドグラス調でデザインした刺繍ブローチです。
こちらをワッペンとして貼り付けるのでは無く、ブローチとして取り付けました。若干、浮いているのがわかりますか?
ワッペンとして貼り付けても良いのですが、固定されてしまうともったいない、と言うときは、このようにワッペンブローチにするのもおすすめです。
刺繍ワッペンのアレンジオプション比較表
オプションの種類 | 仕様とサイズ | 特徴 | 加工費 |
---|---|---|---|
アイロンワッペン |
標準加工のアイロンワッペン 中温(150℃前後)仕様 |
mimi刺繍の刺繍ワッペンの標準加工。アイロンで簡単に接着できます。ご指定が無ければ通常はこちらの仕様でお届けします。 | 無料 |
刺繍ステッカー |
シール+アイロン両用ワッペン 中温(150℃前後)仕様 |
アイロンワッペンとシールの2WAY仕様。裏紙を剥がせばステッカー(シール)としてすぐに使えます。粘着力が落ちたらアイロンワッペンとして再利用できます。 | 無料 |
刺繍ワッペンブローチB |
フェルト芯補強+ブローチピン サイズ:30㎜~80㎜まで |
ハンドワークの背面の処理が美しいフェルト芯のワッペンブローチ。高級感があります。サイズが大きいものはNG。 | +200円 |
刺繍ワッペンブローチC |
フェルト芯補強+安全ピン付きクリップ サイズ:40㎜~応相談 |
安全ピンと大型クリップの2WAY仕様。フェルト芯で補強する背面の処理は同じ。大きいサイズでもしっかりとしたワッペンブローチになります。プラスチック製。 | +150円 |