刺繍商品ができるまで
mimi刺繍でオリジナルデザインの刺繍アクセサリーができるまでの製作の流れを解説します。実際にmimi刺繍で受けたオーダーメイド注文の刺繍ワッペンを例に、製作過程をご説明いたしました。ミミ刺繍ではお客様からオーダーメイド刺繍のご注文をいただいた際も、通常の制作工程と同じ方法で1つ1つ手作りしています。
目次
刺繍するデザインを用意する
お客様からデザイン画をいただきます。お客さまが刺繍したいイラストやマーク、手書きの絵、文字やロゴなどの画像を当社までお送りください。『お問い合わせフォーム』もしくは『メール』で受け付けております。
ファイル形式にご注意ください
この際、受け付けられるファイル形式は、JPEG/JPG(.jpg/.jpeg)、PNG(.png)、PDF(.pdf)、GIF(.gif)、BMP(.bmp)などになります。
mimi刺繍では手描きのイラストから写真データまでできる限り幅広く対応いたします。
入稿可能なファイル形式
- JPEG/JPG(.jpg/.jpeg)
- PNG(.png)
- BMP(.bmp)
- PDF(.pdf)
- GIF(.gif)
刺繍デザインをデータに起こす
今回はお持ち込みのオーダーメイド刺繍のご注文。ワイシャツの胸ポケットに付けるエンブレムのワッペンを刺繍します。カッコ可愛い感じに仕上げる予定です。
下絵の段階
取り込んだ画像を下絵にして、その上から刺繍糸を走らせます。全体のデザインを見ながら刺繍する順番を考えて作ります。設計部分はミシン刺繍作家(デザイナー)の腕の見せどころです。
下絵の上から刺繍データを作成します
同じ部分を刺繍データで表したものです。画面を拡大すると刺繍の糸目がどのように走っているかがわかります。赤糸が上から入り、左下に抜けています。緑糸は左から右の四角形へと流れています。この後、黄色い部分にも縫い目を設計していきます。
この作業が下絵を完全に埋め尽くすまで続きます。非常に根気の要る作業です。
縫い目の細部までこだわって設計します
画像では赤い盾の部分と王冠の上部が完成しています。これから上部の周りを黒で縁取り、続いて王冠の下部の弧に取りかかります。
他のお仕事と並行して進めていくため、大きさによりますが完成までにはおおよそ5~10営業日がかかります。
ついに刺繍の型が完成しました!
ここまでが刺繍の型(刺繍データ)を作る作業です。糸の一つ一つに職人のこだわりが現れているのがわかります。この作業にかかる代金が「型代(刺繍データ作成料)」です。
詳しくはコチラ⇒型代について
刺繍アイテムの製作
刺繍データが完成したので、ミシンで最初のサンプルを刺繡していきます。サンプル制作段階で訂正がある場合は直し、糸目などを調整していきます。
サンプル確認が出来ます
mimi刺繍では刺繡製作の本番に入る前に、サンプルをお客様にご確認いただくサービスを行っております。お客さまがご希望の場合、できあがったサンプルを撮影し、お客さまに出来映えをご確認いただきます。複数注文の場合、この時点で修正することが可能です。
写真データもしくは店舗にてご確認
サンプルは写真データもしくはメヌイアン店舗店頭にて直にご確認いただけます。サンプルをご確認いただいた後、納得いただけましたら、刺繍製作の前に、あらためて残額をお支払いいただきます。
なおサンプルの現物確認を希望されるお客さまには、別途、実費にて送付対応を行っております。お気軽にお申し付けください。写真データをメールでお送りする場合は無料です。
刺繍アイテムの完成・お渡し
サンプルをお客様にもご確認いただき、ご満足いただけたら仕上げです。周りを綺麗にカットしてワッペンへ仕立て上げます。
シャツにワッペンを取り付けてお渡し
オーダーメイドでご依頼いただいた通りにシャツの胸元に取り付けてお渡しです。取り外しの出来る安全ピンでも製作。ジャケットにも似合いそうです。
追加オーダーは型代無料
お客様にも気に入っていただけたようで、追加注文のオーダーが入りました。今度はお持ち込みでロングのボーダーTシャツへの取り付けです。
型があれば次回注文は型代不要
同じデザインなので今度は型代は不要。刺繍代金とお持ち込み手数料のみで作成いたしました。特にお名前などの刺繍の時はおすすめです。
胸元には「Bremen」の文字。こちらは追加でTシャツに直刺繍しています。
型(刺繍データ)は半永久的に保存
当店で一度お作りしたオーダーメイド刺繡の刺繡データは、次回ご注文の際、再度お使い頂けます。その際は刺繡データ代(型代)はかかりません。刺繡代金のみでお作り頂けます(お持ち込み手数料などは別途必要)。
サイズ変更、また色を変えたりのカスタマイズには対応出来ますが、その場合のみ手数料を頂く場合がございます。
詳しくはコチラ⇒型代について